鉄道発祥の地

病院のエントランスの前に「運上所跡」「鉄道発祥の地跡」の二つの記念碑が建っています。
本物の汽車が初めて日本で走ったのは長崎だったのです。
横浜・新橋間の鉄道が走り出す7年前のこと、慶応元年(1865)に英国人商人グラバーが長崎の居留地の海岸通り (今の病院前から松ヶ枝橋まで) に約600メートルのレールを敷き、上海の展示会で買った蒸気機関車を走らせたとのことです。2両の客車に実際に人々を乗せて黒い煙をはいて走る汽車に長崎市民は大いに驚かされたことでしょう。